からだは大地
- doullant
- 2022年2月25日
- 読了時間: 1分
「からだは大地なの。」
わたしの尊敬する人の言葉。
数十兆もの細胞でできているからだ。
その細胞のひとつひとつが生きている。違う役割を持っている。
わたしは一人、と思いがちだけれど、
そもそも「わたし」をつくっているのはひとつの生き物じゃない。
色んなものが寄り集まる。入れ替わる。波長が変わる。
いつも代謝して新しく生まれているのは、からだも大地も社会も同じ。
細胞のひとつひとつはエネルギーを発している。
それが生きる原動力。
絶え間なくながれる自然。
大地はわたしたちを育む。
生み、育ち、命がなくなったものはまた土に還る。
巡っているのは人も大地も同じ。
どんな種をつないでいくのか。
からだは大地。
大地はからだ。
分かちがたく結びついているわたしたちは、
他方を傷つけることはもう一方にもそうすることだと、
どこか本能的に知っている。
からだを愛することは大地を愛すること。
いちばん近くで、いつも流れている自然。
わたしの源。

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